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ギター流し版!弾き語り曲の習得ステップ

2020年9月13日

パリなかやまさんのツイッターから引用させていただいています。ギターなどの楽器だけでなく、その他の技の習得にも応用できます。

パリなかやまさんのケース

あくまで、私パリなかやまのケースです。 どのレベルならその曲を習得したと言えるのか?これは一概に言えません。お客さんが喜べば成功です。がっかりすれば失敗です。流しはその前提を理解し、自信を持って披露できるよう準備することが大切です。

よく聴く

①よく聴く まずは歌手のオリジナル録音で、それからカバーがあればそれも聴く。弾き語りのギター一本でやるわけで本家と違う人間が歌うわけです。解釈、表現を、本家以外のカバーバージョンから探ることもできます。特に異性の人のカバーなどは参考になります。で、メロディを鼻で歌える程度に覚える

書き出す

②歌詞とコードを書き出す いきなり全部覚えることはできない。ぱっと見て演奏できる程度の目安楽譜をつくります。私の楽譜は、歌詞とコードだけです(音符を瞬時に読めないため)。次にキーを決めます。後で調整しやすいよう高音限界より少し低いキー。カポで#1#2と上げる余裕を持ったキーが便利。

チェックする

③録音してチェックする 正しく曲を覚えないと後で必ず困ります。録音して正しいものと聴き比べてみましょう。上手いヘタはとりあえず気にしない。まず間違いをチェック。早期に発見しないと定着して元に戻りにくくなります。次に歌のリスナーとして録音を聴く。しっくりくるキーが見つかります。

毎日演奏する

④毎日演奏する ①~③を踏まえ、諸々フィックスできたら、どんどん演奏します。弾き語りと言えどアレンジは無限にあります。ギターはリズム楽器でもあります。リズムも自由で良いのです。いろいろ試してみましょう。コツはありません回数です。新しい曲はひたすら演奏して慣れる策しかありません。

習得する

⑤暗譜での演奏を習得する メロディ、歌詞、コード進行、何となく頭に入っているが完全じゃない場合、自ら模擬テストします。赤ペンで怪しかった箇所を添削しましょう。これで完全になったら、次は人前など、違う状況下でテスト。とくに大事なところを間違えると記憶に残ります。

その他のポイント

上達するのに練習は半分。もう半分は人前でやる体験。大体、天才児童はちっちゃい頃に演奏を聴いてくれる人がいたケースが多い。ちやほやされて調子に乗ってそのまま育っちゃった。鶏が先か卵が先か、不安やコンプレックスと無縁でイキイキだ。狭い範囲でもそういう環境があれば最高、もちろん大人も。

技術練習と本番練習は対だ。平時に成功している技術が、別の環境、人の前でどこまでできるのか。いつも通り?ミスする?テンションupで大成功?or大暴走?自分のメンタル傾向はどうなのかと「知る」は「制する」の一歩だ。自らをそこに放り込んでテストしてみましょう。これは役立つ自分探しです。